計測について(ユーザーサイト:よくあるご質問)
このような場合は前後左右上方向の見通しがよい場所に移動し、スキャンを行ってください。レーザは立木や低木、葉等は透過しません。遮蔽物があるとその先を検出することができず、解析(データ結合処理)の結果に影響します。 迂回スキャン をご参照ください。
スキャン中に装置を揺らすと計測精度に影響しますので、スキャンをやり直してください。スキャン中の45秒間は静止し装置を揺らさないでください。
レーザスキャナが180°回転し終わった時(モータ音が変化した時)がスキャンの終わりです。これ以降は装置を動かしても(次のスキャン場所に移動しても)問題ありません。
一脚は最長になるように伸ばしてスキャンを行ってください。これはOWL計測装置本体の揺れ(傾き)に対する補正機能において、OWL計測装置本体が一脚を最長に伸ばした長さの位置にあることを前提として補正計算を行っているためです。伸ばさなくてもスキャンすること自体は可能ですが、計測精度に影響します。
使用可能です。市販の一般的なカメラ用三脚を使用することができます。
OWL計測装置と専用一脚はカメラ用のクイックシューで接続されています。専用一脚のクイックシューは、ねじ込み式になっていますので、取り外して三脚に取り付けることによって簡単に三脚を使用することができます。
三脚の使用イメージ
※三脚使用時の設定高さについて
三脚の場合は、任意の高さで使用することができます。専用一脚の場合は、最長になるように伸ばしてご使用いただきますが、これはOWL計測装置本体の揺れ(傾き)に対する補正機能において、OWL計測装置本体が一脚を最長に伸ばした長さの位置にあることを前提として補正計算を行っているためです。よって、三脚のように揺れにくい仕組みで設置されている場合は、高さを考慮することなく任意の高さで使用することができます。
例えば、枝下高が2m以下のような林内の場合は、70~80cm程度の高さに設定して使用します。ただし、高さを低くしてスキャンを行う場合、下草や地面の起伏等の影響に注意してください。(レーザが遮蔽されないように設置してください。) 三脚使用についての詳細は 取扱説明書(応用編) (PDF) をご参照ください。
装置にリモコンを取り付ける加工(有料)が可能です。価格や納期等については、別途お問い合わせください。
リモコン(オプション)
GPSの測位について をご参照ください。
胸高位置を避けた150cm以上のところに巻いてください。胸高位置に巻くと直径が小さく検出される可能性があります。詳しくは 反射材の巻き方・留め方 をご参照ください。
また、OWLManager Ver.1.4.0.1より地面付近にある反射材を「杭」として検出する機能が利用できるようになりました。計測範囲の識別や基準点の把握、識別等に利用できます。この機能を利用したい場合は、地面から30cm~80cmの範囲に反射材を設置してください。
杭検出機能の詳細は、取扱説明書(応用編) (PDF) の「2 杭検出機能」の項目をご参照ください。
OWL計測装置の複数台同時使用について をご参照ください。
OWL計測装置で任意のデータ番号から保存開始する方法 をご参照ください。