装置の仕様について(サポート:よくあるご質問)
OWL推奨バッテリ(株式会社アイ・ディー・エクス社製 Imicro-98P)において、満充電の場合は200回以上のスキャン、時間にして約6時間の使用が可能です。詳しくは OWL計測装置の仕様 をご参照ください。
検出保証距離は30mです。ただし、これは特定条件下のメーカー室内環境での値であり、30m先の立木検出を保証するものではありません。立木の検出範囲は大よそ半径15m範囲になります(地形や林分密度など林内の環境によります)。
「検出保証距離 30m」は、レーザを遮るものがない状態 での検出保証距離としています。レーザが枝葉等に遮られてしまうと樹頂点まで到達できず、結果として樹高は低く算出される傾向にあります。
また、高密度林分のように林冠がうっ閉している場合はよりレーザが遮られてしまうため、実測値とOWLとの樹高の差が大きく開く傾向にあります。
強力なレーザを使用することによってレーザの到達距離が伸びるとより広範囲な検出が可能と考えられますが、手前にある立木や低木等のレーザを遮蔽するものが存在する場合、レーザの到達はそこまでとなり強いレーザを活かしきれません。つまり計測方法や計測環境にもよるため精度向上とレーザ強度は必ずしも比例するとは限りません。
レーザスキャナはFDA安全レベルクラス1です。レーザが眼に入っても安全とされていますが不必要に直視することは避けてください。
<AME-OL200型>
センサ:北陽電機株式会社 UST-30LCN
ポイント数:
スキャン時間45秒設定時 86,400点/sec 3,888,000点/スキャン
スキャン時間22.5秒設定時 86,400点/sec 1,944,000点/スキャン
ステップ角度:0.125°
ステップ数:2,160
走査時間:25msec/scan
UST-30LCN仕様書より
検出保障精度:0.05~30m(反射率90% 白ケント紙)
測距精度:±40mm(反射率90%白ケント紙:0.05m~25m、反射率10%黒紙:0.05m~8m)
<AME-OL100型>
センサ:北陽電機株式会社 UTM-30LX-EW
ポイント点数:43,200点/sec 1,944,000点/スキャン
ステップ角度:0.25°
ステップ数:1080
走査時間:25msec/scan
UTM-30LX-EW仕様書より
検出保障精度:0.1~30m(白ケント紙)(※)
測距精度0.1~10m:±30mm
※ 室内環境にて(蛍光灯 1000lx以下)
GPSモジュールを搭載しています。L1/L2の2周波対応です。
取得した位置情報はOWLManagerにてCSVファイルやシェープファイルで出力することができます。精度は使用環境によります。
<AME-OL200型>
L1/L2の2周波対応です。
<AME-OL100型>
L1の1周波対応です。